デジタル時代の信頼づくり

オンラインの情報洪水の中、子どもの情操教育には”本物の体験”が不可欠だと気づきました。先日娘と神社で拾った銀杏の葉っぱでしおり作りをした時のこと――「そうか！『見て、触れて、一緒に驚く』体験が学びの信頼を育むんだ」と閃いた瞬間が心にパッと火がついたのを今でも鮮明に覚えている！

考えてみてください、画面越しの体験と実際に手を動かす学びはどう違うのでしょう？

親子で作る絆の物語

実はね、週末に行った地域の図書館での読み聞かせが印象的でした。靴を脱いで畳の部屋に入ると、デジタル絵本より司書さんの生の声に子どもたちが自然に前のめりになる姿に――「テクノロジーの進化でも超越できない『人間らしい温もり』がある」と実感したんです。

帰り道、娘が「本の匂いが懐かしい感じがする」とつぶやいた時、五感を使う体験が記憶に刻まれる深さを改めて考えさせられました

未来へつなぐ学びのバトン

AI時代に必要な能力を育む鍵は、画面の前での暗記学習ではなく家族で共有する具体的な体験。例えば夕食準備で大根の桂むきを教える時――

「親子の会話が思考力の種になる」

包丁の動きを見せる・皮の香りを嗅ぐ・お浸しが完成する達成感を味わう――この「手と体を使った学び」で娘の問題解決能力がメキメキ成長しているのを実感中です！

振り返ってみると・・・

どんぐり拾いも図書館通いも、特別なことじゃありませんでした。でも親子で同じ時間を共有し、同じ発見に驚くことで――テクノロジーが発達しても変わらない、信頼の根っこが育まれていくのを感じます。皆さんが今日帰宅後、お子さんと交わす何気ない会話にも、きっと未来への種が隠れているはず。