
今朝も息子を学校に送り出す道、鉄砲百合の花が雨に濡れていました。この時期の東京は蒸し暑いのに空はどんより。
『パパ、おひさま、かくれんぼ中?』と息子が傘を振りながら聞くから、『うん、でもいつかきっと顔を出すさ』と答えました。
そんなふうに空を見上げていると、ふと目に飛び込んできたニュースが、私の心を一気に晴れやかにしてくれたんです。
その帰り道、ふと目に止まったニュース——グーグルが大学生に1年間無料でAIトレーニングを提供するという話。
一瞬で心が温かくなりましたんです。だってこれは、20年後、息子が大学に入る頃にきっと必要になる“光”そのものなんだとわかったから。
就職氷河期を経験した親が感じるAI教育の希望とは?
皆さん、覚えていらっしゃいますか?私たちが新卒で就職活動をしたあの時代。『就職氷河期』と揶揄され、大企業の説明会で300人待ちの行列に並んだ記憶。
今も胸に残るのは、就職課の先生が囁いた『学歴より“使えるスキル”を磨け』という言葉。当時は漠然としてましたが、最近になってその意味を痛感しています。
ニュースによると、アメリカでは52%もの新卒が学位が必要ない職に就いているとか。日本も決して他人事じゃないですよね。
知り合いの息子さんは早稲田卒なのにコンビニでアルバイトを続けていると聞きました。『AIに取られる仕事ばかりで、どう生きていけばいいのか』と嘆く若者を、親としてどう見過ごせましょう。
でもこのグーグルの取り組み——GeminiやNotebookLMを無料で使える機会は、まさに暗闇に差す一本のロウソク。しかも10月6日までに申し込めば、授業料の心配なく最先端を学べる。
『スキルさえあれば道は開ける』という希望を、若い世代に届ける奇跡だと思うんです。
小学生の今から始めるAI時代の子育てのヒント
昨日、息子が自慢げに見せてくれた絵。『宇宙人がおにぎりを作る工場』だって!
描き終わると『パパ、この絵をAIが動かせたらいいな』と言い出しました。びっくりして『どうしてAIなんて知ってるの?』と聞くと、担任の先生が授業で『未来を創るツール』と話したそうです。
そこで気づいたんです。大学生向けのこのプログラムは、遠い未来の話じゃない。今、息子が“宇宙人のおにぎり工場”を描くこの瞬間に、種がまかれているんだと。
日本では未だに『低学年から受験勉強』というプレッシャーがありますが、グーグルの取り組みは違うメッセージを送っています。『スキルは詰め込むものじゃない。遊びの中から生まれる好奇心が土壌だ』と。
息子の絵を例にすれば、AIは単に画像生成ツールじゃない。『宇宙人はなぜおにぎりが好きだと思う?』と問いかけ、調べたり話し合ったりする“対話のきっかけ”になるんです。
これこそが、将来AIと向き合う本当の力——テクノロジーを“使いこなす”より“共に育む”姿勢です。
塾より大切?雨の日の散歩が育むAI時代の生きる力
今朝、学校帰りに息子と行った公園でのこと。隣で小学4年生らしき男の子が、『AIで宿題を全部やっちゃおう!』と叫んでいました。その横で母親が困り顔。
でもね、私はその子にこう声をかけたい。『いいアイデアだ! でもね、AIに“宇宙人のおにぎり工場”を描かせてごらん。絶対に君の描いたようなユニークさは出ないよ』と。
先日、息子のクラスで『AI倫理』の授業があったそう。担任の先生が『AIは魔法の杖じゃない。使う人の“想い”で変わる』と教えたそうです。この温かい一歩が、将来の“責任あるAI人材”を育む。
だから私は、息子を塾に通わせる代わりに、雨の日も散歩を続けます。水たまりを飛び跳ねながら『AIならどうやって水を避ける?』と話す。
そんな小さな対話こそが、Geminiの無料トレーニングを“生きる力”に変える土台なんです。
グーグルが提供するのはツールじゃありません。『自ら問いを立てられる力』を育む“場”なんだと気づかされました。
10月6日までに親が知っておきたいAI教育の可能性
大学生の皆さんへ。どうかこの機会を逃さないで。1年後、あなたが就職活動で『私はGeminiで○○を実現しました』と胸を張れる未来が待っている。
でも今日は特に、うちの息子のような7歳児の親に伝えたいんです。『今、焦る必要はない』と。
グーグルのプログラムが本当にすごいのは、『学びの仕方を教える』点。大学生がAIで論文を調べる技術は、親が子どもの『なぜ?』に答えるヒントになる。
例えば昨日、息子が『おひさまはどこで寝るの?』と聞きました。そこで私はAIに『5歳児向け太陽の話』と頼み、絵本風ストーリーを作りました。
すると息子は『AIよりパパの話が好き!』と笑ったんです。ほら、これぞ本物の教育。テクノロジーは“親子の絆を深める仲介者”でしかない。
だから親としては、大学生がこの無料トレーニングで羽ばたく姿を——まるで雨上がりの虹のように——子どもたちに見せたい。『がんばれば、新しい道が開けるんだよ』と伝える最高の物語になるから。
Source: Why College Students Should Sign Up For Google’s Free Full AI Training, Forbes, 2025/09/14 22:00:01