お父さんの目線で見つける、家事分担のバランス

冷蔵庫に貼られた家事リストのメモ

冷蔵庫に貼られたメモに書かれている家事のリストを見つけました。子どもたちの寝かしつけが終わった後、リビングの片隅に座りながら、その紙を見て考えました。これが何日間のタスクの積み重ねか、どうやって分かち合えばいいのか。

「手伝いましょう」という言葉の裏側

夕食後の食卓で家族が片付けをする様子

夕食の片づけをしながら思ったんです。家事を分担しようと言う時、つい出てしまうのが「手伝いましょう」という言葉。そのひと言で、お互いの距離感が生まれてはいないかと。お弁当箱を洗いながら棚を片付けようと思ったら、かえって負担が増えちゃうかも。そんなことを考えるようになりました。

家族の夕食後の食卓を見ると、洗い物の山に加え明日の保育園準備が並んでいる。その光景に「一緒にやろう」と言うのが、実は大きな壁の第一歩なのかもしれません。そんな思いが、ふと頭をよぎります。洗い物を隣でしながら話してるうちに、いつの間にか朝の支度も手伝えてたんだって気づいた。

「メモの魔力」〜リストを作ることで見えたこと

日曜日の朝、冷蔵庫に新しいメモを貼る様子

ある日曜日の朝、冷蔵庫に貼り替える新しいメモに書き込みを始めました。その作業は、実は意外な方向へ。これまでにないほど、お互いのタスク履歴が数珠のようにつながり始めたのです。家事の分担リストを作る時、お互いの予定表を組み合わせることはあるけれど、それだけでは伝わらないことがある。あれが片づけ品、これが補充食材。書き出し始めたら、意外なことの数々に気づかされました。

メモがただのリストじゃなくて、家族の暮らしの毎日が見えてきたんだ

「完了」の先にある、新しい家族の形

子どもたちが寝る前に布団を敷く様子

子どもたちが寝る前に、布団を敷きながら、家事の分担を終えた後の様子を考えました。このタスクが目の前から消えると、次の新しい何かが始まるかもしれない。特に、子どもたちの成長を見ながら、家事分担の次のステップが浮かび上がってきました。その未来の姿を想像してみました。この2週間の試みから、私たちが学んだのは、家事分担のバランスが取れたことよりも、そのプロセスで見えた新しい関係性だったのです。

子どもたちの笑顔が、私たちのバランスを整える

娘が幼稚園の友達と話す様子

ある日、娘が幼稚園の友達の前で、何気なくこんなことを言いました。『お皿洗うの、お父さん手伝ってるよ!』その言葉に、私たちはふと顔を合わせました。その場面に親子の役割の新しいバランスが生まれたのです。子どもたちの見ている世界は、意外と役割分担の意識が薄いかもしれません。その目線を、私たちは大事にしなければ、と感じました。

お互いの不満のタスクを、共有可能にする方法

家事分担の課題点を整理していたら、いくつか難題がありました。その中でも、誰もがやりたくないと思っているようなタスクが、どうすれば共有可能になるのかを考えてみました。それらの解決策を探る中で見つけたのは、家事のしやすさを工夫することで、家事分担のストレスを減らす方法でした。無理のない分担をしていくためには、やはりお互いの理解が必要不可欠だと感じる日々が続いています。

出典:Iabcanada.com(2025年9月29日)のJason Bauer氏による『Honest Results, Smarter Screens, and Shared Learning』

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