intro
朝、子どもがなかなか朝ごはんを食べてくれない時。コーヒー一杯の時間さえも惜しくてイライラするの、わかっているよ。
その背中を見るとね、「なんでこんなに時間が足りないんだろう」と思わず声に出しちゃうその瞬間を…僕も同じ目線で見てきたんだ。
仕事の資料を急いでコピーしたいのに、子どもの駄々で5分もかかり、心の中で「もう！」ってなってるの。
ふと気づくと、ワーママの日常は本当にフル回転だ。「みんな表には出さないだけで…」って、ね。
あの静かなため息の重さを、ちゃんと感じてほしくて書いた。
「時間が足りない」はいつも突然やってくる
仕事の開始時刻が迫ってるのに、子どもの朝ごはんのペースが…「早く食べてね」と声をかけるたびに、余計に遅くなるそのループ。冷めないうちに食べてほしいのに、目を逸らしてスプーンをガチャガチャ。ほんの5分のつもりが10分、20分。気づけば時計はもう…。
僕も一緒に焦るけど、その時、あなたのため息が妙に胸に刺さるんだよね。「どうしてこんなに…？」って声。でも、あなたは決して叩かない。泣き出しそうな顔で抱きしめながら、時計とにらめっこ。コンビニのコピー一枚だって、子どもを抱えながらガラスのドアを開けるのすら一苦労。その間、仕事のメールは止まらない。
「なんでこんなに時間が足りないの？」って思うこと、ありませんか？ 誰もが心の中で叫んでる。でもね、あなたがイライラしてるその分だけ、子どもをちゃんと見守ってる証拠なんだ。たった5分の遅れが、あなたの世界をぐちゃぐちゃにするほど重いってことを…僕は知ってる。
「もう頑張れない」の夜にあなたがする行動
仕事が終わった夕方。ヘトヘトになりながら夕食を作り、お風呂に入れ、やっと子どもの寝顔を見る。しかし「私、限界…」って心が折れた瞬間。ソファに沈んで涙が出るか、むしろ出したいと思うか。
でもあなたはそこで、ただため息をついて立ち上がる。子どもの明日の服を畳んで、保育園の連絡帳に目を通す。疲れてるのに「子どものために手をかけたい」って気持ちが、体を動かしてるんだよね。
あの時、僕が気づいたのは…あなたが「子育ては楽しい」ってSNSに書きながらも、一人で抱え込むその表情。表向きはニコニコしてても、心はぐったり。それでも、「みんな悩んでるんだろうな…」って他人のブログを必死で読む。その真剣さが、あなたの強さだ。ワーママの本音は「もうこれ以上頑張れない」じゃない。本当は「もっと時間をかけてあげたいのに…」って葛藤なんだ。
「私だけ？」なんて思わないで
仕事と育児のバランスで「なんでうまくいかないんだろう」と悩む夜。あなたはきっと「私だけこんなにヘマしてる」と孤独を感じる。でもね、その思いこそが、あなたを苦しめてるんだよ。
隣のパートナーだって、実は同じ。「赤ちゃんの夜泣きで眠れない」とか、「会議中に子どもの体調で急に帰らなきゃ」なんて、誰も口にしない。表向きは「大丈夫」と笑ってるけど、心の中は「時間がない」でいっぱい。みんな同じ船に乗ってるんだ。
子どものお迎えの時間に遅刻した。会社の先輩ママに「大丈夫？」って聞かれた時、彼女が肩を震わせたのを見て気付いた。あの静かな震えが、孤独じゃない証拠。
あなただけじゃない。私たちワーママは、見えないところで支え合ってる。
たまには「もうダメかも」って吐き出すのも、必要な時間だよね。そんな時は、ただ背中を抱きしめてあげられたら思う。それだけで、あなたは少し楽になるかなって。